Products鉄筋について

製作の流れ

1. 積算·見積もり

図面や仕様書を見ながら、必要な材料・鉄筋の数量・加工の形状などを決め、見積もりを出します。

2. 設計図の作成

構造設計の専門家の方が計算した構造図を元に、施工図を作成します。

3. 鉄筋加工

鉄筋を必要に応じて加工し、現場に納入します。

4. 組立て

現場に届いた鉄筋を、図面に合わせて組立てます。 1箇所間違えただけで全て組み直しになることがありますので、施工図を見ながら間違えないように組立てます。

5. 検査

コンクリート打設前に、施工図通りに組まれているか、鉄筋の強度に問題ないか自主検査・点検を行います。 その後、第三者機関等が検査を行います。

鉄筋の種類

鉄筋豆知識

・ 鉄筋をあまり見たことがない人は、鉄筋と聞くと細い鉄筋をイメージするかと思います。しかし、鉄筋の太さにも種類があり、建物の大きさや使用する場所によって種類を使い分けています。

・ 鉄筋は大きく分けて丸鋼と異形鉄筋の2種類があります。丸鋼とはリブ(デコボコ)がないもの、異形鉄筋とはリブ(デコボコ)があるものです。コンクリートで固めた後に抜けないようにするため、コンクリート補強用の鉄筋材料では主に異形鉄筋を使用します。

・ 太い鉄筋の方が鉄の容積が大きいので価格が高いと思いがちですが、細い鉄筋の方が価格が高いです。鉄筋を製造する過程で、ローラーで圧力をかけて延ばしますが、細いほど何回もローラーに通して細くするので手間がかかり値段があがります。